チャンピオンズリーグ予備予選3回戦、バルサ快勝・・・

バルセロナ新監督・グアウディオラ。その手腕はまだ未知数である。’いい人’すぎた前監督のライカールトに比べれば、やはり新しい血、刺激は必要なのであろう。ロナウジーニョが去った新生バルセロナ。メンバーを見る限り、今シーズンに、いきなり優勝、2冠ということにはならないだろう。課題は守備であるのだから・・・。

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ロナウジーニョは、ミランで再び光輝くか・・・

バルセロナらしい選手の放出である。ロナウジーニョのミラン行きは既定路線。この結果に何の感情もない。果たしてロナウジーニョはミランで再び、光り輝くことができるのか。ロナウジーニョが入ることにより、守備負担は確実に増える。そこをあのベテラン連中が補うことができるのか。セスクに、いとも簡単に振り切られたガットゥーゾ。どこへ行ってもロナウジーニョは諸刃の剣なのである。

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待ちに待った、スペインの優勝なのである。

「万年優勝候補」のスペインがついに、勝利を勝ち取った。決勝戦のドイツ戦は完璧に近い内容だった。ドイツが攻撃に出れたのは、試合開始直後だけだった。その後は得点の気配すらなかった。この試合もスペインの中盤は機能した。4人がパスを廻し、トップはスピード豊かなトーレス。セナが守備に回りバラックを完璧に封じ込める。プジョル、マルチェナのセンターバックは完璧なラインコントロールで、ドイツの攻めをかわす。先制点も圧巻だった。まさかあのポジションからラームの外側を抜いていこうなんて普通は考え付かない。それでもトーレスはラームをかわし、レイマンをあざ笑うかのように先制点を奪った。ドイツは得点を奪うべく、中盤の選手に替えてフォワードのクラニーを投入するが、逆に中盤が薄くなり、前線までボールがいかない。こうなるとパスカットをするたびにスペインのチャンスになる。あと2点は入っていてもおかしくないスペイン圧勝の試合内容だった。トーレス、ビジャ、グイサの決定力のあるフォワード3人。黄金の中盤メンバー。サイドバックにも才能あふれるセルヒオ・ラモスとカプテビヤ。二人のセンターバックは今大会完璧だった。カシージャスも世界最高レベルのキーパーをいうことを証明した。シャビは小野、稲本、高原らの日本の黄金世代をワールドユース決勝戦で4対0で葬り去ったスペインのメンバーだ。これが世界のサッカーなのだ。今までの鬱憤を晴らす、今回のスペインサッカー。皆が待ち望んだ優勝なのだ。

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ユーロ08’ 決勝戦を検証する。

ドイツは1トップでくるだろう。中盤、サイドをスペインに制圧されては勝負にならないからだ。ロシアが3トップで失敗したことを考えれば当然だ。バラックにはセナがマークすることを考えれば、ドイツはサイドから攻めてくるだろう。しかし、シュバインシュタイガーとポボルスキーのサイドは、孤立しサイド攻撃は失敗する。ドイツの両サイドバックは、スペインのサイド攻撃の為、上がれないからだ。そうなってくるとドイツの攻めは、早めのセンタリングしかない。高さを生かした攻撃だ。そうなのだ。ドイツは中盤を制圧され、攻撃はセットプレーと早めのセンタリングしか、攻撃手段がないのだ。そして引いて守る。スペインのシュート数は、ドイツを多く上回る。スペインもそこは承知の上。ドイツの、ミドルシュート、ヘディングを防ぎ、カウンターから、遅行から、主導権を握って、攻撃し続ける。スペインが勝つシナリオしか見えてこない決勝戦なのだ。決勝トーナメントに入ってからの試合を見る限りドイツに勝ち目は無いように思う。しかし、そこはドイツ。ポルトガル戦のような試合になれば話しは別だが、今回はスペインに勝ってもらおう。そして、今回ユーロは歴史に残る楽しいユーロだったと締めくくってほしい。それを期待する。

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さあ、頼むぜスペイン。PK戦なんて見たくないぜ。

決勝が「つまらない」というのは、定説であるが、されど、今回のスペインに期待するのはその「つまらない」決勝ではなく、リスクを犯した攻撃だ。頼むぜ。胸がすっきりする試合を期待するぜ。当然、勝つのはスペインだ。

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スペイン決勝進出は、みんなの夢だった・・・

スペインの決勝進出。長年、待ち焦がれたみんなの夢だった。毎回、優勝候補にあがり、「無敵艦隊」の異名をとったスペイン。それでも勝てない日々が続いた。暗黒の80年代、守備的で、悪質なタックルを繰り返したスペイン。マラドーナを重症に追いやったのもスペインだった。そこからの脱皮。美しい展開フットボールの復活。誰もが楽しめるスペインサッカー。サッカーの楽しさ、面白さを教えてくれるサッカー。しかい勝てないサッカー、詰めの甘いサッカーだった。イタリアに負け、ポルトガルに負け、ギリシャに引き分け、フランスに負け。しかし、これまでの汚名を晴らすときがきた。ドイツなど恐れるに足らない。黄金の中盤が羽ばたき、決定力あるフォワードがゴール割り、そしてディフェンスはドイツを完封する。スペインの優勝は、サッカーファンの夢なのだ。25年目の夢が今、叶おうとしているのだ。

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ロシアは何も出来なかった・・・

スペイン戦のロシアは結局、何も出来なかった。アルシャフィンは全く、見せ場がなかった。解説の岡田日本代表監督は、いい解説をしていた。解説だけはうまい。3トップにして、スペインのディフェンスラインを下げようとしたヒディングの作戦は失敗したのだ。3トップにした為、中盤が省略され、3トップにパスが逆に通らなくなってしまった。こうなると、ロシアの中盤にスペースができ、パスをカットされるたび、スペイン自慢の中盤に自由にパスを回され、劣勢に。ロシアのシュートは単発で、得点の予感は少なかった。カシージャスが意地の完封だった。それでもこの若いロシアには熱い視線が注がれるだろう。今大会のスウェーデン戦はベストゲームの一つだ。本当にロシアは今後、楽しみな存在だ。

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さあ、スペインの俊英達よ。今こそ呪縛を解き放て。

主要な大会でのベスト4は、1984年のヨーロッパ選手権以来なはずだ。あの時は、2年前に行われた自国でのワールドカップの汚名を返上する為に、結果を出す為に超守備的に戦った。マセーダのヘディングが決まり、準決勝でデンマークにPK勝ち。それでも決勝戦はプラティニの簡単なフリーキックをアルコナーダがファンブル、先制点を許し、最後は試合終了前にダメ押しの2点を取られて、呆気なく敗れ去った。1986年のワールドカップは決勝トーナメント1回戦、破竹の勢いのデンマークをブトラゲーニョの4得点で破ったまでは良かったが、ベルギーにPK負け。1990年はストイコビッチに屈し、1994年は延長戦の末、イタリアに敗れ去った。フリオ・サリナスがゴールを決めていればと嘆いてみても仕方ない。フランス大会は、ナイジェリアのミドルシュートを防ぎきれず、民族紛争論まで沸きあがった。ラウールがPK外し、ポルトガルに負け、ユーロもスペインを見放した。2年前のドイツ・ワールドカップも優勝しても決しておかしくなく内容だった。しかし、決勝トーナメント1回戦のフランス戦。先制点まで取ったのに逆転負け。「ジダンの最後の試合は、このスペイン戦だ」と息巻いた若者に、勝利は来なかった。明らかに奢れる気持ちがあったからだ。今回のユーロも順調に勝ち進んだ。そして、準々決勝のイタリア戦。イタリアが守備的にくることは承知の上。点を取りにいくスペイン、守るイタリア。そして延長、引き分け、PK戦。ここまではイタリアの思い通り。しかし、スペインはこのPK戦を制す。世界最高と称されるブッフォンに勝ったのだ。カシージャスは世界最高レベルのゴールキーパーということを証明した。控えにはレイナもいる。今日のセンターバックは、ロングボールにも対応し、イタリア・トーニに仕事をさせなかった。プエルタがこの世を去っても、左サイドには人材があり、セルヒオ・ラモスは今や最高レベルの右サイドバックだ。シルバ、イニエスタ、シャビと豪華な顔ぶれが並ぶ中盤。シャビ・アロンソ、セスクまでも控えで待ち構える。マルコス・セナの献身的な動きが、豪華な中盤を支える。今回は召集していないが、ホアキン、ビセンテのサイドアタッカーもいる。フェルナンド・トーレスは立派に成長し、仕事人・ビジャ、リーグ得点王のグイサもいる。さあ、スペインの若き俊英達よ。今こそ長年の呪縛を解き放て。君たちにはその才能がある。運も向いてきた。スペインが一つになって、世界を制するときは熟した。今しかない。頼むぞ。

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イタリアの守備を褒めるテレビ解説者が信じられない。

WOWOWもTBSもそうだっただが、信藤、金田の両解説者は盛んに、イタリアの守備を褒めていたが、その真意は一体なんだったのか。ただ単にイタリアが好きということ意外、理解できない。カウンター狙いの守備的サッカー。攻撃にきたスペインを跳ね返すのみ。それもゴール前で。それを賞賛するなんて、意味が無い。低く構えてカウンター。それも押し上げも無い、ただ、ロングボールを蹴りこむだけ。「こんなサッカーしか出来ない世界チャンピオンなんて、見たくない」ぐらいのコメントを出してこそ、解説者だ。あれじゃ、単なるサッカー馬鹿オヤジだ。「守備が凄い」なんて、サッカーを見て、どこが面白いのか。イタリアなんて賞賛するところは一つもない。

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イタリアの「アンチサッカー」は、このあたりの敗退が妥当なところだ。

ピルロの出場停止が、イタリアを昔のイタリアに戻してしまった。今日のスペイン戦は70年代~90年代の試合を見るような感じだった。この試合の展開は、初めから予想できた。イタリアはロングボールを中心に展開し、そこに運動量があるデロッシ、ペロッタが走り込む。攻撃はトーニと、カッサーノのみ。実は、イタリアは過去にこの戦法でいいところまではいくが、PK戦で敗れ去っているのだ。イタリアからしてみれば、今回のユーロは2年前のW杯の優勝が、日程、対戦相手に恵まれた優勝という呪縛をとくため、我々が世界一という地位を確立させる為でもあったが、それは儚くも崩れ去った。ベスト8での敗北。オランダに完敗、ルーマニアに薄氷の引き分けでは、イタリアのレベルは決して、昔のアンチサッカーから抜け出せていないのだ。ルーマニア戦のように勝ちにいくことができないこのイタリア人のメンタリティは、どうしようもないのだ。このあたりの敗退が妥当なところであろう。アンチサッカーが、勝たなくて本当に良かったと今は思う。

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